高濃度ビタミンC点滴による がん治療中のQOLケア QOLcare
2005年、アメリカの国立健康研究所や国立がん研究所などの研究者たちが、高濃度ビタミンC点滴療法に関する研究結果を発表しました。2006年にはカナダの医師会雑誌で治療を受けている患者さまの報告があり、2007年には韓国の医師会誌で症状の改善や生活の質の向上についての報告もされています。現在、アメリカやカナダをはじめ多くの医療機関が医療の補助的な手段として活用しており、患者さまの利用も増えています。当院の医師は専門の研修を受け、安全に配慮したプログラムで治療を提供しています。
この治療法が適している方とは
高濃度ビタンC点滴療法が適応となるのは
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01標準的ガン治療で十分な効果が得られない場合
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02標準的ガン治療の効果をサポートすることを目的とする
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03標準的ガン治療の副作用の緩和に役立つことが期待される
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04良好な体調を維持しながら寛解期を維持するサポートを目指す
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05代替治療としを希望する場合
などです。有効な抗ガン剤や放射線治療がある場合は担当医とご相談のうえ併用を検討することが望ましい。
料金
高濃度ビタミンC点滴療法の料金は以下の通りとなります(価格はすべて税込となります)。
なお、初診時、相談料として3,300円を頂戴しております。
法定記載事項
- 本治療は日本における医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、医療保険制度は使用できません。自費診療となります。
- 薬剤の入手経路は外国から輸入されたビタミンC製剤を使用されています。この製剤は、日本では未承認医薬品となります。
- 国内で認証されたビタミンC製剤は流通しているものの、日本産の薬剤には防腐剤が含まれるため、高濃度の点滴での使用は推奨されていません。日本国内に同一成分(防腐剤を含まない)同一性能の承認医薬品が存在しないため、医師の個人輸入により海外から輸入した未承認薬を使用します。
- 長年にわたりビタミンC点滴に関する様々な臨床試験が諸外国において行われていますが、その中で治療を中止せざるを得ないような副反応の報告はありません。