美容点滴 iv-drip
about マイヤーズ・カクテル+高濃度ビタミンC点滴について
マイヤーズ・カクテルは、米国でビタミンやミネラルを点滴で補う方法として一部の医療機関で提供されてきた療法で、ジョン・マイヤーズ医師が提案したとされるアプローチです。体調管理や栄養補給の目的で希望される方に、健康維持の一環として取り入れられることもあります。
recommended こんな悩みがある方に選ばれています
- 全身倦怠感
- 疲労感
- 睡眠の質の低下
- ストレスを感じやすい
- 肌のくすみや乾燥
- 季節の変わり目に体調を崩しやすい
- 集中力の低下や頭がすっきりしない
- 胃腸の調子が整わない
その他、期待できる効果については、高濃度ビタミンC点滴をご参照ください。
about 高濃度ビタミンC点滴について
about その他点滴
リオルダンビタミンC点滴
1回あたり7.5gのビタミンCを静脈から投与する方法です。日々の健康維持や疲れを感じた時のサポートとしてご利用いただいています。点滴時間は1回約20~30分かけて行い、体調や効果を確認しながら、実施頻度や期間は調整していきます。
白玉点滴
(グルタチオン点滴)
主成分である「グルタチオン」は、抗酸化作用を持つ成分として知られており、美容や健康を意識される方の間で、体調管理やエイジングケアの目的で取り入れられることがあります。点滴は週1回程度、1回あたり20~30分かけて行い、体調の変化を確認しながら期間を調整していきます。当院では、ビタミンB12やビタミンCを配合した内容でご案内しています。
シンデレラ点滴
(αリポ酸点滴)
シンデレラ点滴の主成分であるαーリポ酸は、体内でエネルギーを産生する際に重要な役割を果たす物質で、ビタミンCやビタミンEと同様に強力な抗酸化作用があります。
シンデレラ点滴は、αーリポ酸を主成分とした点滴療法で、細胞の老化やダメージを防ぎ、美肌効果や疲労回復、代謝アップによるダイエット効果などが期待できます。
点滴を週に1回程度、20~30分(1回当たり)ほどかけて行い、効果を確認しながら期間を調節していきます。
高濃度ビタミンC点滴の副作用
点滴を受けた際に、体質や体調によってまれに一時的な症状が現れることがあります。
以下のような症状が報告されることがありますので、ご不安な点がありましたら、事前に主治医へご相談ください。
1.血管痛
点滴時にまれに刺入部の痛み(血管痛)を感じることがあります。体調や点滴速度などが関係しており、速度の調整や温湿布で対応することも可能です。不安な場合は医師にご相談ください。
2. 口渇(のどが渇く)
高濃度ビタミンC点滴には利尿作用があるため、点滴中にのどの渇きを感じることがあります。
そのため、ミネラルウォーターやノンカロリーのお茶などで、こまめな水分補給をおすすめしています。
3. 低カルシウム血症
ビタミンCはカルシウムと結びついて尿中に排出される性質があり、まれに一時的な筋肉のけいれんやしびれなどが現れることがあります。これらは低カルシウム血症に関連するとされ、気になる場合は医師にご相談ください。
4. 低血糖(めまい、冷や汗、疲労感など)
ビタミンCはブドウ糖に似た構造を持つため、高濃度点滴によりインスリンが分泌され、ごくまれに低血糖症状が起こることがあります。空腹時のご来院はお控えいただき、気になる症状があれば医師にご相談ください。
5. みせかけの高血糖
糖尿病で簡易血糖測定器を使用している方は、高濃度ビタミンC点滴後に誤って高血糖値が出ることがあります。誤解によるインスリン投与で低血糖を招く恐れがあるため、点滴後12時間は測定を控えてください。
6. アレルギー
ビタミンCそのものに対するアレルギーは稀です。
時々起こるアレルギー症状は、溶液に加えられたビタミンC以外の成分が原因であることがほとんどです。
高濃度ビタミンC点滴の禁忌
下記に該当する方は、高濃度ビタミンC点滴を受けることができませんのでご注意ください。
1.G6PD欠損症
G6PD欠損があるとビタミンC代謝で赤血球が壊れ、貧血(溶血)を起こすことがあります。初めての方は必ず酵素検査が必要です。他院で検査済みの方は結果をご持参ください。
2. 高度の心不全
高濃度のビタミンC点滴は、心臓に負担がかかる可能性があるため、重度の心不全がある方にはおすすめできません。ご不明な点があれば、医師にご相談ください。
3. 腎不全
腎機能が低下している方や透析を受けている方は、高濃度ビタミンC点滴をお受けいただけません。
体内でビタミンCが変化して「シュウ酸」という成分になり、これが腎臓に負担をかけることがあるためです。
4. 胸水および腹水がある場合
胸やお腹に水がたまっている(胸水・腹水)方は、高濃度ビタミンC点滴によって体に取り込まれる水分が負担となり、症状が悪化する可能性があります。このため、治療をご希望の方は、事前に必ず医師にご相談ください。
法定記載事項
- 本治療は日本における医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、医療保険制度は使用できません。自費診療となります。
- 薬剤の入手経路は外国から輸入されたビタミンC製剤を使用されています。この製剤は、日本では未承認医薬品となります。
- 国内で認証されたビタミンC製剤は流通しているものの、日本産の薬剤には防腐剤が含まれるため、高濃度の点滴での使用は推奨されていません。日本国内に同一成分(防腐剤を含まない)同一性能の承認医薬品が存在しないため、医師の個人輸入により海外から輸入した未承認薬を使用します。
- 長年にわたりビタミンC点滴に関する様々な臨床試験が諸外国において行われていますが、その中で治療を中止せざるを得ないような副反応の報告はありません。